気持ちの良い接客や価値に見合ったサービスで、
お客様に"感動"を提供する。日本が世界に誇るものです。

すべては「一期一会」。
今日、この瞬間は、二度とめぐってこない出会いとして、
その一瞬を大切に思い、最高のおもてなしをする。
仲居の仕事とは、日本の精神が凝縮された仕事です。
世界が注目する「おもてなし」のプロフェッショナルです。

お客さまが感動し、感激してもらうことが
自分たちの"やりがい"。
人を喜ばせることが好きな人、
人と接することが好きな人には、
本当にやりがいのある仕事です。

接することで、思いを巡らせることで、
そんな素敵なことができる。
一言では表現できない、誇らしい仕事です。

実際のお仕事は、旅館・ホテルなどでお客様の
お迎え・ご案内・お見送り、料理の配膳・下膳などが
メイン業務です。

常にお客様の近くで様々なお世話をするのが仲居です。
旅館・ホテルの規模によって仕事内容は異なりますが、
お客様に直接応対するので、どの旅館・ホテルでも
大変重要なお仕事です。

お客様は千差万別。小さな子どもからご高齢の方まで、様々な
お客様と接する仕事です。人と接することが好きで、明るく元気な
方ならばきっとやりがいを感じられます。

お客様をおもてなしするためには、一人で対応する
には限界があります。
だから、旅館は「チームワーク」が命。
仲居の仕事は個人プレーではなく、どれだけ他のスタッフと
チームワーク良く仕事ができるかが、大切です。

そうした連携の先に待っているお客様の笑顔！
「ありがとう」と言っていただける嬉しさは、一番のやりがいです。
それが「おもてなし」を仕事にする喜びです。

制服は着物を着ることが多いですが、
最近は簡易式着物（二部式着物）や作務衣（さむえ）が
制服のところもあります。

和装は普段の洋服とは着心地も異なり、新鮮な気持ちで
働くことができます。
ひとつひとつの仕草から、作法などを意識して業務します。
初めは少し大変かも知れませんが、仲居の日々を
過ごすと、自然と美しいしぐさや作法が身に付き、
仕事をしながら「自分磨き」。女子力もUP！

そして、旅館やホテルには「四季」を感じさせて
くれるものがあふれています。
ロビーや客室、中庭など、いたるところに季節の
草花が。お料理もその時期の旬の食材を使用し、
季節を意識した器が選ばれていたり。

日本の美しい四季を、あざやかな色彩で
常に感じていられる空間で働くことで、
心も潤い、感性も磨かれる仕事です。